
広島駅で8:38の新幹線に乗って、夫の空手教室の一行と合流です。
ホームに滑り込んで来た新幹線の窓から、見慣れた仲間達の顔が見えました。
この翌日と翌々日、博多で行われる空手の全国大会に参加する選手とご家族達。
私は応援を兼ねて、この日一日娘と福岡観光です。


保護者の方が、とてもお得なセットプランを見つけて下さいました。
阪急交通社が企画しているもので、【往復JR新幹線のぞみ びっくり博多フリープラン3日間】
わずか20,800円です!
通常大阪~博多は、新幹線の自由席だけで往復28,000超えなのに
宿泊2泊分を足しても20,800円とは本当にびっくり!です。
それなのに私としたら、ここで重大な過失を犯していたことに気づかずにいました。
それはまた後ほど…

博多から地下鉄で天神まで移動して、まずは西鉄で太宰府・柳川観光きっぷを買いました。
西鉄往復割引乗車券と川下り割引乗船券と、いくつかのクーポンがついてて2,800円です。
いくらかお得になってるようですね。

西鉄で太宰府へ向かいます。

駅の改札を出ると参道につながっていて、両側にはお土産屋さんが立ち並びます。

もちろん梅ケ枝餅のお店も目立ちます。お店によって皮の風味が違うようですね。
皮がぱりっとしているものや、柔らかいもの・・ちょうどおやつの時間帯だったら
いろいろ食べ比べてみるのも楽しかったかも。

まずは御神牛がお出迎えしてくれました。
ご利益がありそうなので、わけもなく頭をなでるなでる(笑)

太鼓橋、平橋、太鼓橋・・は過去・現在・未来を表している、というのは有名な伝説ですね。
後を振り返らずに渡り切りました。

実は私、こちらの門をくぐるのは人生で2度目です。
1度目は高校の修学旅行でやって来て、友達と一緒に撮った写真が今も実家にあるはず。
そしてあの頃と変わったところは、観光客の多くが韓国人か中国人だということ。
日本語以外の言語が飛び交っていて、一体ここはどこなのかと錯覚してしまうほどでした。

本殿。桃山時代の豪壮華麗な様式を伝え、国の重要文化財に指定されているそうです。

お守りを頂いて帰ろうと決めて来ました。
娘には就職祈願、受験生の息子には合格祈願のお守りを
娘は自分と友達用に旅行安全のお守りを購入していました。
飛梅で有名な天満宮なので、「飛ぶ」に掛けて旅行や航空のお守りがあるわけですね。

こちらがその飛梅です。
東風吹かばにほひおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ
かの有名な歌よりも・・・・・・

修学旅行で訪れた私達は、その頃流行っていたさだまさしさんの飛梅の歌詞の方が印象強かったかも。
あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った
忘れたのかい 飛梅
あの日と同じ様に 今 鳩が舞う
東風吹けば 東風吹かば君は
何処かで想いおこしてくれるだろうか
大宰府は春 いずれにしても春
う~ん。。こんな浪漫チックな歌が流行った頃、私達は恋を覚え始めた年頃ではあったけど
まだ歌詞のような恋は知るはずもありませんでした。

ここにも小さな御神牛さんがいたので、また撫でる撫でる。
ワタシ、丑年のせいか、この寝姿が他人とは思えない・・

九州国立博物館はあまりに立派過ぎ、鑑賞するには時間がなかったのでパス。
帰りは過去を振り返らないように、太鼓橋を渡らずに帰る・・という迷信があることを知ったのは
つい今しがた。偶然にも橋を渡らない道を通ったまでのことでした。
この後は梅ケ枝餅を食べながら休憩しましょう♪