簡単に荷解きを済ませ、お茶を飲んで、明洞へ焼肉を食べに行きました。
行きのガイドさんが、「韓国の人もたくさん行きます。」と教えて下さった三千里。
ソウルでは送迎サービスがついているお店が多いような気がしました。
こちらのお店も片道だけ無料送迎してもらえます。
18時にホテルまで迎えに来てもらいました。
これが噂の「おかず」かぁ!と嬉しくなりました。
注文していなくても、こうやって数種類のおかずの小皿が並べられるんですね。
お代わり自由、もちろん無料、太っ腹!!
食べてみたかったもののひとつがサムギョッサル(豚の三枚肉)。
ほどよく脂が鉄板の下に落ちるので、噂通りあっさり頂けました。
お店の人がハサミで肉を切って下さって、食べ頃も教えて下さいます。
せっかちな母が食べようとすると、「まだ」と止められました(笑)
タレも2種類あって、タレにつけてそのまま食べても美味しいし
韓国流にキムチなどと一緒にサンチェ(チシャ菜)で巻いて食べても美味しい!
ところで、私達は日本流にいくつかの種類のお肉を少しずつ食べてみたかったんです。
俗にいう盛り合わせ風に。
で、サムギョッサルを1人前と・・・と言いかけると
「3人で1人前はダメよ!!」とお店の人。
「コレとコレとコレも注文するけどダメですか?」と聞くと、やっぱり「ダメ」。
おじさんの日本語の口調がキビシクて、大人に叱られてる子供の気分でした(笑)
「えぇ~ン 豚肉でお腹ふくれるやん。ブツブツ。。」←心のつぶやき。
定評のあった牛カルビも食べたかったけど、食べられそうだったら後で追加することに。
ちなみに飲み物もひとり1つ注文しないとダメ!でした(水も有料)
こちら、娘が食べたかった海鮮チヂミ(20000ウォン)。←お安くはないね。
これがやわらかくて美味しかった。
こちらは私が食べてみたかったカンジャン・ケジャン。
生の渡り蟹の醤油漬けです。
お店の人が食べやすいようにハサミで裁いて下さいます。
私がどうやって食べようかと困っていたら
足の部分はパクッと口に入れてチュウーと吸って食べるようです。
正直のところ、少し醤油辛かったような気がします。
お酒に合いそう。
そして甲羅の中に追加注文したご飯を混ぜて食べます。
「どうやって食べますか?」と聞くと全部親切にやって下さいました。
好き嫌いのない母と娘がめずらしく一口しか食べず、私ひとりで食べた感じです。
帰りのガイドさんにそんな話をすると
カンジャンケジャンは韓国人の中にも生臭さが苦手な人があって
旅行者でこれを好きだと言う人はかなりの韓国料理通の人で
初心者向きの料理ではないとのこと。
お寿司で言うと、いきなりウニに行ってしまったようなものかな?
蟹だけあって結構良いお値段だったんです。
25,000ウォン(約2250円)
悔やみましたが、「一回は食べてみたかったんでしょ?」とふたりに慰められました(笑)
うん、そう。少なくともこれで心残りはなくなった。
3人ともじゅうぶん満腹で、カルビを追加注文することをすっかり忘れ
このあと<汗蒸幕編(サウナ)>に続きます。