ありふれた毎日

家族はアラカンの夫と私🍀2022年に結婚した娘と🐧君
スープの冷めないところに暮らす息子🍀母の忘れ形見トイプードルのサクラ(15歳)
旅行が好き♡ 60代は「旅すると暮らすの間の旅」が夢の形に
次はどこでひとり旅×暮らしをしようかな

空手のこと

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今日は夫61歳のお誕生日でした。

コロナ禍において初の地元兵庫県での大会物販でしたが

大会が再開されたことが夫にとっては嬉しいプレゼントのひとつだったのではないでしょうか。

午前中は夫が所属する空手道場の昇級審査会に顔出しに行き、お昼前に物販ブースに戻ってきました。

指導員と道場生の有志の方々から還暦のお祝いのお花と


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こんな素敵な切子グラスのプレゼントを頂いたそうです。
しかもペアのグラスではありませんか(*^。^*)


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なんだか私までプレゼントをいただいたような気持ちになってしまいました。

昨年の今ごろは審査会どころか練習そのものが出来ない状況だったので

1年間お祝いの気持ちを温めてくださり、一段と温かい贈り物に感激もひとしおです。

家族以外にこうやって祝っていただける夫は、本当に幸せな人だなぁと思います。


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久しぶりに解禁した家呑み缶チューハイ。
こんなステキなグラスでいただくととても上等な味がして、7度のアルコールのせいもあるのか

クラクラしながらのブログ投稿です。

夫もご機嫌にお酒をいただきながらテレビを見てグダグダしております。


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飲み切ったグラスの底には「感謝」の文字が。

これからも健康に留意して、指導で皆さんにお返ししていかないとねと話しました。

良いお誕生日に感謝します。

ヨレてきたTシャツはパジャマに格下げ。

そして最後は掃除に使ってご苦労様というパターンですが

夫の或るTシャツだけは最後のステップに上がれず、そうかと言って飾っておくわけにもいかないので

パジャマ用の引き出しの一番奥の一番下にしまったまま20年以上が経ちました。


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夫が大学生の頃、空手道場で知り合った交換留学生のMさんはコロラド州デンバーの出身で

「是非デンバーへ遊びに来てください」と言い残して帰国し、デンバーの道場で空手を続けられたそうです。(画像中央が夫、右がMさん デンバーの道場にて)




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大学の卒業旅行で夫は単身デンバーへ渡り



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デンバーの道場を訪問したそうです。もう40年も前のこと。画像の褪せた色合いがなんとも言えません。

当時は1ドル240円時代で、確か10ドルくらいでTシャツを買ったとか。

当時の夫にしてみれば2400円のTシャツは高く感じたそうです。

Mさんの家で振る舞われたご馳走は、山で狩ってきた鹿の肉。

22歳の夫には色々と衝撃的で忘れられない思い出の旅行だったのでしょうね。



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飾っておくわけにもいかない‥と書きましたが、いっそのこと飾っておいたらどうかと思い

100均で200円で購入してきたフレームに入れて飾ることを思いつきました。

このままではフレームに納まらないので、ハサミでジョキジョキ切っても良いかと夫に聞くと

最悪捨てることになっても構わないという意外な返事が返ってきました。

私は3度の引越の時にも捨てずに運んできたのに…と思いましたが

夫にしてみれば捨てられなかったのではなく、捨てるきっかけがなかっただけなのかもしれません。

デンバーの空手道場には後日談がありまして、夫は20年ほど前から神戸市の空手教室で指導をしていますが

デンバーから日本へ一時帰国していたRさんが、日本滞在中だけ神戸の空手教室へ練習に来られたことがあったそうです。

神戸という土地柄、そういうことは時々あります。

海外の方は日本旅行と言っても数週間かけて来られる方が多く

神戸で空手ができる道場を探して立ち寄られる方もいらっしゃったと聞きました。

空手を通じて海外の方と交流することは練習生にとっても良い経験になりますし

夫は以前からそういうことを積極的に受け入れていました。

夫とMさんのような関係が練習生の間でも生まれるかもしれませんしね。

それはともかく、デンバーで空手をされているRさんは夫の友人のMさんとは面識はないようでしたが

夫とデンバーと空手は何か不思議な縁で繋がっているような気がするのです。

肌が透けそうなくらい薄くなったTシャツを捨てずにおいたことは良かったなと思うのでありました。

と書いて、シマッタ!と悔やむことがひとつ。

今月末に夫の誕生日をひかえていますが、Tシャツを思い出ごとフレームに詰めてプレゼントにすれば良かったとセコイ考えを思いついたときには

夫に自慢げに披露した後でした。大変喜んでくれました。

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今日は、Yさんの道場へ訪問させていただきました。
今回も道場生の皆さんに暖かく迎えていただいて感激です。
たくさんの元気な挨拶を頂きました。

練習風景を拝見。
物販の仕事で足を運ぶ大会会場の雰囲気とは違い、準備運動から基礎練習の風景は
とても新鮮に目に映りました。

道場を後にする時は、いつもとても清々しい気持ちになります。
気持ちの良い道場は「人が作る」というのを、とても実感するのです。

+

Yさんからたくさんお土産を頂きました。あ、こちらは友達として、ね。
中でも実家の愛犬にまでお守りを頂いて、今月の25日がサクラの10歳の誕生日なので
嬉しかったです。

いただいた酒粕は、活用のしかたをネットで検索して勉強しますφ(..)メモメモ
Yさんのようにお料理が上手じゃない私だけど、無駄にはしません。
ほんとに、ありがとうね。


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夫の空手教室の道場生ふたりが、この夏、アイルランドで行われた流派の世界大会に出場された。
その時のお土産に頂いたクッキーと


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アールグレイの紅茶。すごく香り高いティーパック。


世界大会に送り出すことも滅多にない栄誉。
そこでふたりがそれぞれに世界第4位の成績を修められたことも、ものすごい栄誉。
本当におめでとう。

アールグレイはアイスでも美味しいけど、そろそろホットで紅茶を飲みたい季節だから
クッキーと一緒に美味しくいただいています。

+

夫の空手教室へはもうずいぶん長い間足を運んでいない。
最後に試合観戦させてもらったのは、4年前の兵庫県大会だった。

もう、知っている名前の子ども達も少なくなっただろうな。
最近は仕事絡みでしか大会へ足を運ばなくなった。

いつかまた、仕事抜きで純粋に観覧席から観戦したい。
傍目には、孫の応援に来たおばあちゃんに見えるお年頃になってるだろうけど(*´ω`)
 

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昨日は友人のYさんの道場へ、仕事で行く夫について一緒にお邪魔した。
ここ数年は夫の道場にも足を運ばなくなったけど、時々仕事で他所の道場へお邪魔する機会があり

Yさんの道場は、行く前からどんな雰囲気なのかが想像できた。
しかもかなり確信を持って。

明るくて、礼儀正しくて、元気の良い道場と、道場生と、保護者の皆さん。
私の期待を裏切ることのない道場だった。

駐車場でさっそく数人の方々に「こんにちは!」とお声をかけて頂き
中高生の女子の方に、「この間はありがとうございました」と夫は挨拶して頂いていた。
物おじせずに大人にそのように挨拶ができる中高生が、一体どれくらいいるかなと感心した。

空手衣姿のYさんと息子さんと娘さんにお目にかかることができた。
3年ほど前にショップでお目にかかった時の娘さんと、昨晩道場生たちを指導されている娘さんが
まるで別人のようで、私は思わず夫に確認したほど。

すっかり社会人の顔になられた上に、きりりと前髪をひっつめてポニーテールにされ
カッコよく道衣を着こなした娘さんは、すっかり大人っぽくなられていた。
声も笑い顔もママそっくりで、あぁ、ママの背中を見てうまく育ってこられたんだなぁと思った。

息子さんはママと冗談を交わされ、こちらもまたママが大好きでまいったな・・と
よそごとながら気になったり(笑)

できれば仕事の話は夫に任せて、私はYさんのご指導の様子をずっと拝見していたかった。
これからはYさんから道場のお話を伺う時、私は昨晩のあの明るい道場を頭に思い浮かべることが出来る。

皆さんにお見送りまでしていただき、すっかり練習のお邪魔をしてしまいました。
道場の写真を撮るのはさすがに憚ったので、画像は帰り路の湾岸線から見えた観覧車。

岸和田から神戸まで湾岸線で安全運転でも40分ほど。(夫はあまりスピードを出さない)
皆さんとの距離が縮まったせいか、岸和田は行きよりも帰りの方がずっと近く感じた。

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昨日JR環状線に乗っている時に見かけた広告。
よく読んでみると、京都産業大学のオープンキャンパスの広告だった。

京産大の空手道部出身の荒賀さんを起用されていて
タイムリーなことに、昨日は東京五輪に新たに5競技が追加されたというニュースが躍った日。

その中のひとつが空手。
夫の仕事にも どの程度の影響があるのか全く推測できないけど

夫が身を置いている空手界の今後が楽しみ。
そして4年後も、元気に細々と今の仕事を続けていられますように。

これから書こうとしていることは、1年間沈黙してきた空手教室内のことなので
興味のない方はスルー願います。
今晩、もうひとつ記事をアップするつもりなので、そちらへどうぞ(^_-)-☆

+

今年は夫との台湾旅行で幕を開けた。
26年ぶりの台湾。夫の旧友との懐かしい再会。

楽しかったことを思い出すと同時に、何とも言えないよどんだ気分も思い出す。
夫の空手教室で起きていた問題のことで、日本から台湾まで数回電話がかかってきていた。

旅行中、夫は私を煩わせたくなかったようで、詳細は何も聞かされていなかったけど
さすがに面倒が起きていることは感じた。

今から思うと、あの頃、私達は何を恐れていたんだろう。
何におびえて暮らしていたんだろうと思う。

私達はもっと堂々としているべきだった。
もっと言うべきことがあったと今頃になって思う。

ここは私の私有のブログなので、思いの全てを書くことは許されている。
書くなら全てのことを書きたい。中途半端にはしたくない。
でももう、そんなことはどうでもよくなってきた。

いつも一貫して思うことは、夫には信念を貫いて欲しいということ。
何も恥じることはないということ。

100人前後の練習生を抱えている空手教室の中には色んな考えを持っている人がいる。
指導のやり方が気に入らなければ、自分やお子さんに合った他の教室を捜すべき。
なぜ指導者を追放するなんてことを思いつくんだろう。

私が10年近く管理してきた教室のホームページの掲示板に誹謗中傷を書き並べ
これまでの不満を書き連ねた文書を、ビラを撒くように教室内で配って帰る。
そんな常識外れた行動を見て、気分が悪いと嫌悪感を抱いた父兄の方もたくさんいらっしゃった。

最後は、保護者の方々に助けられた。
師に向かって言うべきことではない。あなた達は武道を習う資格はない
と父兄会の席で言って下さった父兄がいらっしゃったと聞いた。

支部内を混乱させた数名の人達は、支部を去って行った。
習って来たことは、武道の何---?
彼らの前と後ろに、空手道の道はあるのだろうか。

教室の新しいホームページは、今は数名の方々が共同で管理して下さっている。
若い方らしく、Facebook や Twitter と連携させて立派に運営して下さっている。

私の作った古めかしいホームページは、来年の3月いっぱいでインターネット上から消える。
私が、そうして欲しいとお願いした。
これで良かった。いつかこんな日がくると思っていた。

夫は立場に関係なく、支部に対する思いは誰よりも強くて深い。
そして何もないところから種を撒いて支部を育てて来た誇りは、誰にも侵されることはない。

空手に関してはそんな一年間だった。
奇しくも今年は、支部が出来てから10年目の節目の年。
長く続いて行く過程では、こんなことも起こり得ると勉強になった。
以前の勢いを盛り返して、強くて活気ある支部になることを陰ながら応援していこうと思う。

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宿泊代に朝食は含まれていなかったけど、ひとり500円で朝食をつけてもらったら
思いがけなく充実した内容で、夫も大満足。


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あまり時間に余裕がなかったので、コーヒーは1杯だけ。
お代わりして、もう少しゆっくりしたかったなぁ(*^。^*)

ふと思い出すのは、息子が空手の試合に出ていた日の朝ごはん。
どんなに美味しい朝食でも、食べた気がしなかった。
あの嫌~な緊張感、最近は味わうこともないけど、懐かしかったりもする。

+

今日の物販はアルバイトさんにお願いして、私は試合観戦をさせてもらった。
お願いしたSさんは今回で3回目だったので、もう安心してお任せ。
8:30~17:00までお世話になりました。

支部の2000年ベビー軍団は、思えば色んな大会を盛り上げてくれた。
彼、彼女らもこの春で中学生になり、殆どの人は空手を辞めたり、試合を引退したりで
応援部としては、もっと彼らの活躍を応援したかったなぁと未練たっぷり。

立ち居振る舞い、後ろ姿だけで、●●くん、○○ちゃんとわかってビデオを向けたものだけど
最近、夫が練習風景のビデオを撮らなくなったので、私は次世代軍団には疎く
自分とこの子(=夫の支部の練習生)なのに名前も顔も把握できていない。
応援部としては失格だね。

みんなお疲れ様!ありがとう!
頑張る姿からたくさんのパワーと感動をもらいました。

11/29(木)
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この前日の夕刻、夫の空手教室の相談役であり、兵庫県本部の参与であるK先生が
ご逝去された知らせが届いた。まだ69歳だった。

今でこそ空手をする女性はめずらしくないけど、69歳のK先生がお若い頃はまだ女性空手家は少ない時代だった。
男女別ではなかった形試合で、全国ベスト8に入賞された実績など
当時マスコミ攻めになったというお話を、ご本人からでなく周囲の方からおうかがいしている。

本当に明るくて、豪快で、優しくて、お元気な先生だった。
お話もお上手なので、相談役として場をまとめて下さる適任者だった。
誰もが信じられないと言い、誰もが残念だとおっしゃる。

仕事を引退したら、もう少し空手の指導にも力を入れられると思います、と
夫にも話して下さっていたそう。
きっと奇跡の復活を遂げて、教室に戻って来て下さるだろうと信じていた。

先生ご自身が一番悔しかっただろうと思う。
強くて優しい先生が、病気には勝てなかったと、ご主人もおっしゃっていた。

ただただ、ご冥福をお祈りします。


11/30(金)
夕刻よりK先生のお通夜に参列。
諸事のために少し遅れて来た夫とは、葬儀場で合流。

先生らしい、笑顔満面の遺影のお写真を拝見すると、一瞬、悲しさを忘れてしまった。
あ、いつもの先生だ・・と、錯覚を起こしてしまった。
まだ実感が伴わない。

夫はお通夜の後、空手教室へ寄って途中から指導に合流。
一生懸命空手を練習をすること、一生懸命空手を指導すること
それもまたK先生へのご供養だと思う。


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今日は夫の空手教室が参加する空手の大会で姫路へ。
そして同じ武道館の別の武道場で、別の大会での物販。
同じ日に重なってしまった(゜o゜)

夫はもちろん自分関係の大会の審判の任務を果たし
けじめをつける為、一度も物販には顔を出さず
午前中は私も試合の応援。
その間は、前にもお世話になったことのあるSさんに物販をお願いし
午後からは私が物販の方へ。

あーー試合の方も気になるけど、しかたない(+o+)
少しだけでも見られて良かった。

今回の物販は前日の準備も、後片付けもほば全部ひとりでやった!
しめしめ、やらせれば出来る  と思うな、夫。
小さな大会の時はまたsonoに頼む  という声が聞こえたような気がするんだけど(;一_一)

+

画像は帰りの車の中から見た空。
疲れたけど、私が見れなかった試合の嬉しい報告話を聞きながらの帰り路は
すごく気分が晴れていた。

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