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パート先でのこと。仕事の一環で銀行に行く業務があり、座って順番を待ちながらぼんやりと目にした光景。

お年を召しておられますが、スーツを着てハットを被り、杖をつきながらカウンターに歩み寄られる老紳士。

足元はおぼつかないですが、銀行にひとりで来られるくらい、まだまだ気持ちはしっかりされているとお見受けしました。

が、カウンター業務をされている方のお声掛けにどこか違和感を覚えるのでした。

まるで介護施設か病院で、お年寄りにお声掛けしているかのような話し口調。

高齢者に聞き取りやすいように話すことを意識すると、どうしてもあのような話し口調になってしまうのでしょうか。

大きな声でゆっくりと話しかけるので、フロア中に声が響き渡ります。

かなり昔、田中角栄元首相の秘書だった方が『徹子の部屋』に出演されていたとき

たまたま観ていたのですが、印象に残るお話がありました。

自分にとって偉大で尊敬していた父親が、(ご病気か認知症か忘れてしまいましたが)介護してくださる方に

まるで幼児のように話しかけられている姿を見て悲しく腹立たしかったというような内容だったと思います。

私の母などは親切に優しくされると嬉しい方かもしれませんが

人によっては「老人扱いするな」とか「子ども扱いするな」と憤慨されるかもしれません。

個人的には、少々声のボリュームは上がっても普通に敬語で話しかけるのが、年長者を敬う気持ちかなという気がしていますが

介護に携わったこともなく、無知ゆえにとんでもなく間違ったことを書いているかもしれません。