無題
Netflixでドラマ鑑賞の合い間、映画を1本観ました。『タクシー運転手』。

映画『パラサイト 半地下の家族』にも出演されていたソン・ガンホさんが主演です。

1980年5月の光州事件の実話に基づいた映画だそう。

実話と言うのに私の記憶に全くなく、私はその頃何をして過ごしていたんだろうと思い起こすと

19歳、父が亡くなった年でした。

事件の時はまさに父が亡くなる数日前、私の現実の生活は大きく変わろうとしていましたが

今ほど世の中の出来事に関心もなく、隣国のニュースに耳を傾けることもなく暮らしていたのでしょう。

考えてみると、劇中でクーデターを起こしていた大学生たちと同年代なのでした。

民主化を求めて大学生を中心に血を流していたことが、それほど昔のことではないことが驚きでした。



あれから40年後がこんな現在になるなんて、誰にも想像できなかったこと。

日々いろんなニュースが伝わってきて、19年を3周生きてイイ大人になった私は、他国のことに耳を傾けないわけにもいかない。

また20年後、30年後が、どんな世界になっているかわからないけど、世の中があまりに騒々しくて
以前のように「世界が平和でありますように」と静かに祈っていられなくなってきました。

祈らなくなったら終わり。
希望を持たなくなったら終わってしまう。
祈りの先に何があるのかはわからないけど。

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今は韓流ブームの第3波とか第4波とか言われていますね。

自粛生活の頃から韓国ドラマブームが再燃し、私もまさにその渦中にいるひとりなのですが。

第1波の頃はヨン様ブームで、中高年を中心に韓国語を勉強し始める人が多かったそうです。

中高年に外国語の勉強をする意欲を起こさせたのですから、韓流ブームのパワーは凄かったんだと思います。

第2波以降はKPOPブームで、若い世代の人も勉強を始めたとか。

習得する速さは中高年から見ると羨ましい限りです。

韓国語検定の試験会場は若い人から中高年まで、いろんな世代の人達がいたものでした。



私は世間の波とはズレていたけど、NHKのラジオ講座で韓国語学習をしていました。

韓国に好きな歌手がいるので、コンサートのMCが通訳なしに聞き取れるようになりたいことと

当時は母や娘と年に2、3回は韓国に旅行していたので、旅行会話くらいはできるようになることが目標でした。



NHKの韓国語講座には基礎編の毎日ハングル講座と応用編のレベルアップハングル講座がありました。

韓国語検定の3級をぎりぎりで合格したレベルの私には応用編くらいがちょうど良かったのですが

数ヶ月前からこの応用編が放送されなくなったんです。

もともとが(NHKにありがちな)再放送が多かったのですが、健忘症の私には

再放送での復習学習で十分だったので、全くなくなってしまったのはとても残念でした。


今回のブームで、また韓国語を学習する人が増えてきていると聞きました。

要約すると、またNHKのラジオ講座で応用編が復活しないかなぁ、ということが言いたかっただけの長~いつぶやきでした。


あ、最近は韓国ドラマで韓国語のシャワーを浴び過ぎ、もう私の韓国語脳は飽和状態💦
もっと皺々で大きい脳みそが欲しい。