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80歳の実母と、母の愛犬12歳のサクラ。
いけるところまではひとりと1匹で暮らしていきたいという母の願い。

そんな母は、夫(=私の父)が亡くなってから
40年間は気ままなひとり暮らしなので
その方が気兼ねがないのだと思う。

70代になったころからくも膜下出血
急性腎不全、血栓症、肺気腫と
大病を繰り返したにも関わらず
たいした後遺症もなく過ごせているのは
母が持って生まれた強運かもしれないと感謝しかない。

そんな母が今年になってからの心臓の定期検診で
心臓弁膜症が疑われ
サクラの散歩の途中で
座って休憩をすることが多くなったと聞いた。
(まだ手術をするほどのことはない)

不定期に訪れる膝の痛みも加わってきたので
先日、生協の戸配の申し込みをしたところ。

いよいよ同居を真剣に考えないといけないかな
という段階になってきた。
同居話を持ち掛けると、今までのように
「いけるところまではひとりと1匹で・・・」とは
即座に反発しなくなった。
母も気持ちが弱くなってきたのかなと思う。

夫は、「そのためにペットと暮らせるマンションに
住んで準備をしてきたのだから
すぐにでも話を進めて」と言ってくれている。


6年も前からいつでも迎えられるように
準備してきた。本当にありがたい。

私なら夫の亡き父や母との同居話に
そんなふうな言葉を発していたかなと思うと
うなだれてしまう(;'∀')

お互いに心の準備も物理的な準備もあろうから
すぐにというわけにはいかないが
遅くても年内達成の予定で考えている。

「弱ってからうちに来ても
何も楽しいことはないよ。
まだ歩いたり美味しいものを食べたりできる間に
来てくれたら、あっちこっち遊びに行ったり
食べに行ったりできる。」なんて話を常々母にしていた。


母との生活がどんなものになるか想像してみる。
母とサクラとの暮らしは楽しみな反面
正直なところ、これまでの暮らしの楽しみと
引き換えにしないといけない部分もある。

母を置いて、気ままに海外旅行に
出かけられるだろうか
娘や友達と頻繁に遊びに行けるだろうか
今までと同じように夫との時間を持てるだろうか

まだあと2、3年は母もこれまでの生活を
維持できるだろうからという心づもりでの
私の夢計画があった。

夫と娘からは常々、「早く実行した方がいいよ」と
背中を押されていたけど
私の中でまだ機が熟していなかったのだ。
だからそれは悔やむまいと思う。
母のせいではない。

前向きに、前向きに。

兵庫~大阪間で近いとは言え
母の体調が悪いときや災害が起きたときには
この距離が常にネックだった。
目が届くところにいてくれる方が安心なことの方が
どれだけ多いか。

母もサクラもこれからは病院のお世話になる
回数が増えるだろうから
近くにいる方が家族の負担も減るのだ。

幸いなことに、まだ介護生活というわけではない。
母が元気な内に、母とサクラを交えた新しい生活を
迎えられたらいいなと思う。