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昨日、所用があって地元に帰ってきた娘は、少し元気のないティンちゃんの姿をひと目見ようと
一瞬だけ家に立ち寄った。
ちょうど同じ頃、空手教室から帰って来た夫も一緒に「あんかけや」へ。
夫の方から「一緒に行ってもいいか?」と聞いてきたのだけど
その後も一緒に行動したのがめずらしかった。

いつもなら仕事場に戻るのに、年末が近づいてようやくそんな余裕が出てきたのかな。
それともふだん私と娘が2人で京都など出かけている時も
もしかしたら一緒に行きたかったりするのかなぁ。


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先日ブログに書いたシアトルズベストコーヒーはほぼ満席。
それだけみんながこういうスタイルのカフェを待ち望んでいたんだわ。
ここに集まって来ている人達は、今までコーヒーが飲みたい時はいったいどこへ行っていたんだろう?

夫に似合うダウンを娘に選んでもらった。
丈の長いコートは暖かくて良いけど、最近電車移動することが増えた夫は
座る時は丈が短いコートの方が良いらしい。
良いものが見つかった。セール品だけどね(^^;

スーパーで少しだけ買い物して自分の家に帰って行く娘を見送るのも
もう違和感がなくなってきた。シュンとはならない。娘が笑っているから。
これがその内ふつうになっていくのかな。

ティンちゃんの様子を見て、両親とお昼ごはんを食べてカフェに行って
父親の買い物につきあって、スーパーに行っただけの日曜日。
それでも「楽しかった」と、夜に娘からラインが届いた。

そうだねぇ、こんな記憶に残らないかもしれない何気ない日々が幸せなのかもしれないね。
だとしたら、私の思い出せないありふれた毎日の中には、本当の幸せの小さなかけらが
埋まっているのかもしれない。

両手ですくい上げると、指の間からキラキラとこぼれ落ちるに違いない。
涙や笑顔やため息や笑い声や、いろんなものと一緒に。

14年連れ添っている「ありふれた毎日」というブログタイトルは
優柔不断な私にしてはめずらしく、考え始めてから10分ほどで決めた。
「これでいいや」という感じで。

そのブログタイトルが、昔よりもっと好きになったような気がする。