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今日は私にとって恐い出来事がありました。

夫が仕事だったので、サクラとふたりで午後の散歩をしていると

背後から自転車でやって来た女性に、「もしもし」と声を掛けられたのです。

サクラを見て、「元気ですね」とおっしゃるので

「もうおばあちゃんで…」と返すと、私達のことを知っておられるような口ぶり。

私がキョトンとしているので、「あぁ、勘違いかしら?よく似た奥さんだったので、ごめんなさい」と言ったあと

あることを思い出されたようで、さっきまでとは一転して自信を持った口調で

「前に、わんちゃんのお尻に草が刺さった話をされてませんでした? 
いつもご主人と一緒に散歩されてますよね?
朝はゆっくり歩いているのに、今日は元気だなぁと思って」

そこまで具体的に私達のことをご存知でおられるのです。

しかもサクラのお尻に草が刺さった事件は1年半も前のこと

そんな前から私達のことを知っていて

何が恐いかって、そこまで立ち入った話を自分がしておきながら、そのときの状況を忘れていることと

話した相手の人のことを思い出せない自分が恐かったのです(゜o゜)

「物忘れしてるのは私の方ですね、、、」と言うと

「マスクしてるから(わからなかったのかも)… 寒いのに引き留めてごめんなさいね」と言って自転車で立ち去られました。

マスクを外してもらうわけにはいかなくても

「わんちゃん、飼っておられるんですか?」くらい聞けばヒントになったかもしれない。

今でも夫と一緒に散歩しているところを見かけるようだったので、またお会いすることもあるかな。

いやーー、ほんと自分が恐い。

同じマンションの70代前半の女性は、お会いするといつもサクラのことを「何歳ですか?」と聞かれます。

個人差はあるけれど、年相応の物忘れは起こり得ること。

自分も今日の人から、「物忘れされているんだわ」と思われただろうか。

ある意味、とても恐いできごとでした(;´Д`)

まだ今は笑っていられるけど、いつか笑えない日が忍び寄って来ているかも。

あー怖っ😮‍💨