
先週、娘が仕事で山口県へ行っておりました。
山口と言えば亡き母の故郷。
こどもの頃に両親に連れられて帰省したものです。
お土産には豆子郎(とうしろう)という外郎をいただいたり、自宅用に買って帰ったりしました。
外郎と言えば名古屋も有名ですが、小学生だった頃の私は外郎と言えば山口のお菓子だと思い込んでいた時期がありました(^^;
名古屋の外郎は米粉と砂糖を蒸して作り、もっちりとした食感が特徴。
山口の外郎はワラビ粉を使って作り、ブルブルとした弾力とモチモチとした食感が特徴だそうです。
仕事で行くのだから、お土産は要らないよーと言うべきところですが
「山口へ行くのなら買って来てほしい外郎がある」とお願いしました。
「探してまでは買わなくていいからね、駅にあれば買って来て。」と言いましたが
リクエストのものをきっちり買って来てくれました。
意外に賞味期限が短いので早く渡したいということで、今日、サクラの夕散歩の時間に合わせて
いつものベーカリーのテラスで待ち合わせ。

名古屋の外郎は進化が著しく、色んな種類のものがありますが
30年以上ぶりに見た豆子郎はどことなく面影を残しつつも、洗練されていました。
むかしと変わっていたところは、袋に切り目を入れてレンジで10秒温めていただけるようになっていたところ。
小豆味が記憶に残っているのですが、抹茶味も昔からあったかな?
それほど記憶が曖昧な懐かしい和菓子がいただけて感激です♡

ぶるるん♪としている食感は昔と同じ。
娘が買って来てくれたよーと言いながら母の仏前にもお供えしました。
きっと母も喜んでいることでしょう(*^。^*)
コメント