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サクラの15歳の誕生日に娘が注文してくれていたもう1枚の洋服が届きました。

サクラに似たクマ柄の春用のお洋服🐻

今日は春のように暖かい日だったので、さっそく着て出かけました。



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黒いコートを着て歩いているのが恥ずかしくなるような陽気の中を向かったのは

娘との待ち合わせ場所のベーカリーショップ。



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カートにお座りして風に撫でられながら、サクラも居心地よさそうに見えます。

今日はちょっと手伝うことがあって娘宅へ行きました。

行く途中からクン活(クンクン活動)に勤しむサクラさん。

なかなか歩みが進まないけど、楽しんでいるみたいなので好きなだけさせてあげます。



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2度目の娘宅ではすっかりリラックスした様子で、おむつをさせられてお昼寝。



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私も娘も駅前に用があったので散歩しながら一緒に向かいました。

私が銀行に行ってる間、娘がサクラと一緒に銀行の前で待ってくれているわずか5分足らずの間に

2人の人がサクラに話しかけてくださったそうです。

やはり少し前に愛犬を突然亡くされて寂しい日々を送っておられる上品な初老の女性。

サクラを見て思い出されたようで、「長生きしてね」とサクラを撫でて行かれました。

ほんの数メートル歩いたところで、また同じように女性が話しかけてくださいました。

半年前に愛犬を亡くされたばかり。

「亡くしてから初めて犬を触りました。ありがとうね。元気をもらいました。」と涙され

そして別れ際にはやはり「長生きしてね」。

今日はとても不思議な日。

不思議すぎる日。

娘と別れて家に向かう途中でも、「おとなしいですね」から始まって

信号待ちの間の会話の後、バイバイとサクラを撫でて行かれました。

無邪気でカワイイわんこはいくらでもいるのに、サクラのようなおばあちゃん犬に話しかけてくださるのは

老犬と暮らし、老犬を看取られた方じゃないかなと思うのです。

こんな短時間の間に何人もの人に話しかけられ、愛おしそうに撫でてくださり

長生きしてねという言葉をかけて下さる日は、この先もうないんじゃないかと思うくらい奇跡的な日でした。

宝くじで高額当選したら、「私、明日死ぬかもしれない?」と思うように

←高額当選したことも思ったこともないけど(^^; 

「明日、サクラ死んじゃうんじゃない?」と私が言うと

「でも長生きしてねって言ってくれたよ」と娘。

そうだよね。

ケガをしないように気をつけてあげること

ストレスの少ない環境で落ち着いて暮らせるようにしてあげることくらいしか私にしてあげられることはないけれど

母が私に残してくれたサクラとの暮らしに感謝して満喫しようと思うのです。