先日、娘が

他にも目的があって上京したのですが、ちょうどマティス展の開催期間だったので
これ幸いと

以前は「きれいだなぁ、いいなぁ、これ好きだなぁ」と思いながらただ観て回るだけでしたが
音声ガイドで作品の説明だけでなく、その作品の背景にあった時代や出来事などの説明を聞きながら
ひとつひとつ丁寧に観て回ると楽しさも倍増。今回も音声ガイドを利用したそうです。

マグカップの柄になっているのは「オセアニア、空」というタイトルの作品だそうです。

カップの底に、「Oceania, the Sky Summer 1946」とあります。
マティスは大病をした後、カンバスに向かうことが難しくなって
絵筆をはさみに持ち替えて切り紙絵を創作するようになったそう。
「オセアニア、海」という作品もあることを、これを書きながら知りました。
色彩の魔術師と呼ばれたマティスですが、ベージュ×白という優しい色彩の組み合わせがめずらしく感じたのと
空も海もどうして青色ではなかったのかなぁと思いながら、今日はこのマグカップでアイスティーを飲みました。
もし空と海が青色だったら、きっと娘はこのマグカップを私に選んでいなかったかも。
好みにぴったりのマグカップがまた仲間入りしました。