ありふれた毎日

家族はアラカンの夫と私🍀2022年に結婚した娘と🐧君
スープの冷めないところに暮らす息子🍀母の忘れ形見トイプードルのサクラ(16歳)
旅行が好き♡ 60代は「旅すると暮らすの間の旅」が夢の形に
次はどこでひとり旅×暮らしをしようかな

2022年05月

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昨日は7:25に家を出発して、母が2週間入院していた大阪の病院に9時に到着。

久しぶりにパジャマから洋服に着替えて、母は準備万端で待っていました。

支払いを済ませた頃に、夫が仕事でお世話になっているタクシーの運転手さんが待機してくださっていました。

車中ではLINEのビデオ通話のレクチャー💦 

あわよくばLINEのトークもと思いましたが、母がスマホにアレルギー反応が出るといけないのでやめておきました(^^;

兵庫県の病院へ転院。タクシーの運転手さんが車椅子を借りて来て下さったり、親切にしてくださいました。

息子が入院していたことがある病院なので、私にとっては馴染があります。

病院が変わると、結局レントゲンやCTなど前の病院と同じ検査を再度することになって、母は少々うんざり。

レジデントの方の説明によると、胸水の細胞診では悪性のものがあることはわかっているけど

それが癌なのか中皮腫なのかは検査をしてみないとわからないとのことでした。

医学生さんが見学されたり、先生が医学生さんに説明をされたりするので、母はかなり違和感を感じたようです。

自分の体が実験台になっているような…と。 すごくわかるよと共感した上で

でもそのお陰で立派なお医者さんが育つわけで、社会に貢献していると思って理解しないと仕方ないと説得すると

母は妙に素直でした。もうそんなに長く生きられないんだから、最後に世の中のために役立ってると思おうって。



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院内にあるカフェ。

息子が入院していた頃に、息子がこちらのパンケーキを気に入ってたまにおやつを食べに来ていました。

少し懐かしい気持ちで立ち寄ってランチを食べましたが、パンケーキを食べて幸せを感じる余裕はありませんでした^^;



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背後に見えている白樺のように白い木はウンベラータなのです。

間違った育て方をしているという自覚はあるのですが(^^; 我が家には大の虫嫌いな家族がいたので

部屋の中に土物を置けず(先住のモンステラだけは例外)年中ベランダに出して育てていました。

冬になると葉を落とし、初夏になると新芽を出す…を健気に繰り返してくれていたウンベラータ。

虫嫌いな家族はみな巣立っていったので、今年は観葉植物らしく部屋の中で見守ろうと思います。

果たして今年も芽吹いてくれるかなぁ



と書いたのは4月21日のブログでした。



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数日前、新芽が出ていることに気づいて感激❣



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え、もしや、もしや?! と目線を上の方に上げると

サルのお尻の辺りから草が生えているではありませんか⁉︎



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この通り芽吹いていました!

ベランダにもウンベラータ君がいますが、そちらの方はまだ芽吹いていません。

部屋の温度の方が適しているということでしょうか。

この夏はわっさわっさとハート型の葉を増やしてくれますように❣




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つい1ヶ月ほど前にガラケーからガラケーに機種変更したばかりの母。

ガラケーでも機種が変わるととまどっている母に、スマホはハードルが高すぎたわと納得していたのです。

それから状況は一転し、母は入院。

あの日、玄関まで後追いしてきたサクラを、ぎゅっと抱きしめてやればよかったと母が言いました。

タクシーが来たよ!と私が急かしたので、その機を逃したのだそうです。

「サクラに会いたい」とメールをよこしてくる母に、サクラの画像は送っているのですが

動くサクラをLiveで見せてあげられたらと、今日パート先で仕事をしている時に急に思い立ち

auショップに寄って、「ガラケーは持っているので、とにかくビデオ通話さえできればいいんです。」と訴え

画像のスマホを契約しました。

初めてのUQ mobile。契約期間に縛りがなく、1万ポイントほど溜まっていたPontaポイントと

シニアの特典を使うと、かなりお得に契約できました。

さて、明日は兵庫県の病院へ転院しますが、移動の車の中でLINEのビデオ通話の仕方を伝授できるでしょうか。

母もサクラの動画を観るためなら、必死に覚えようとするような気がしますが(^^;

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今日は母の日。コロナの関係で病室へはお花も届けられない寂しい母の日でしたが

娘と君からはこんな素敵なお花をいただきました。

私の新しい息子から初めての母の日のプレゼント。

娘はカメラマンに徹して、ニヤニヤしながらその瞬間を撮影しておりました。



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ふたりらしい個性的な花束。アスターとダリア



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オレンジの薔薇や



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アリウム



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胡蝶蘭



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個性的な花の中でも今日は主役のカーネーションも珍しい色。

自分の母には何もプレゼントできなかったけど、退院したらお誕生日と母の日のお祝いで

美味しいものを食べよう!と、さきほど病室にいる母に電話をしました。



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今日のサクラさん。私の仕事中、娘と君が散歩に連れて行ってくれました。

犬を飼ったことのない君は、犬の散歩に憧れていたそう( *´艸`)

そう言って可愛がってくれてありがとう。

娘も気遣ってくれてありがとう(*^。^*)

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今日のサクラさん。

自宅マンションはペットと暮らせるマンションなので、エレベーターやエントランスで

同じ屋根の下のワンちゃん達に出会うことがあります。

同じフロアだけでもサクラ以外に4匹の仲間達がいます。

わんこ連れではない時は少し無愛想な方だなぁと感じていた住人さんが

私がサクラを連れていると人が変わったように親切な方だったのでびっくりでした( *´艸`)

人に親切なのではなく、わんこに親切だと言った方が正しいでしょうか(笑)

+

新しくできたスーパーへサクラのフードを買いに行きました。

犬猫のフードやおやつが豊富で、あら珍しい!うさぎのもある!と思ったら

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ティッシュペーパーでした^^;(画像拝借)



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気がつくと久しぶりに韓国のスナック菓子を買っていました。

一番左のカリフラワーパフというスナック菓子は初めて見るもの。

売り出しで山積みされていたのでひとつ買ってみました。

明日は娘夫婦がサクラに会いに来るので、わさび好きな婿殿にわさび醤油味のかきの種を。

+

母はサクラのことが気になるようで、メールの話題は殆どがサクラのこと。

ちゃんと食べて規則正しくトイレもし、行きはヨイヨイ帰りはトボトボの散歩も喜んで行ってるから

心配ないよと返します。

母がいなくてもサクラが大丈夫だと、母は複雑な心境かな?と思ったりした私は野暮でした^^;

最初の頃、母とサクラの部屋へ母を探しに行っていたことをメールすると

そういう姿を想像することが母にはたまらなく辛いのだと返事が返って来たので

最近はサクラの元気アピールをするようにしています。

『犬の気持ち』という本もありますが、人は永遠に犬の本当の気持ちはわからないものだと思います。


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今日は8日ぶりのパート出勤でした。

Fさんからの差し入れは、柔らかくて美味しい千寿庵のわらび餅。

母のことも心配してくださって、帰り際にも「お母さん、大事にしたりやぁ」と。

そして今月25日に久しぶりに会う予定になっているH美ちゃんとW子さんにもラインし

ドタキャンになってはいけないので母のことを知らせておきました。

すぐに電話とラインを返してくれたふたり。

どちらかと言うと私は強がりで、人に「心配をかけたくない」と思う方。

正確に言うと「心配されたくない」のかもしれないけど

心配してくれる人がいて、温かい言葉をかけてくれる人がいて

それもこれも幸せなことだと思えるようになりました。






+

母の主治医と担当の看護師さんのそれぞれから電話。

来週の火曜日に、兵庫県の病院へ転院することになりました。

母からも電話で少しおしゃべり。母は一度自宅に帰ってサクラにも会いたいし

私宅に同居する前に最後にもう一度サクラとふたりで自宅で過ごしたかったようですが

コロナ禍なので外泊は許可してもらえませんでした。

転院先の病院のホームページによると、時間制限はあるけれども面会可能とありましたが

今日の電話では面会はできないとのことでした( ノД`)シクシク…

胸水を550㏄抜いたそうですが、歩くと息切れがするのは相変わらずのよう。



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今日のサクラさん(トイプードル14歳)です。

宵っ張りでめっぽう朝が弱い私ですが、6:30には朝散歩。

家を7:45に出て、神戸市の物販会場へ。

夫が11時前には滋賀県から神戸に到着し、バトンタッチして私は帰らせてもらいました。

滋賀県の物販はしっかり受け持って下さる方に委託しております。



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サクラと散歩した時の画像。

再びお留守番をしてもらって、次の日曜の2大会の物販準備をして家に戻ると

洗面所のごみ箱からティッシュをあさっておりました。

サクラは洗面所には殆ど立ち入らないのに、なぜここにゴミ箱があることに気づいたのか、そのことにびっくり!

(ゴミ箱は少し目立たないところに置いてあるのです)

私がいない隙に、相当部屋中をパトロールしているようです。



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先日オープンしたばかりのF.F.マルシェ。

黒豆ぱんが美味しかったよと娘に聞いて、さっそく今日のおやつに買ってみました。



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粒あんとぎゅうひ入り。粒あんと求肥の量が絶妙に控えめで黒豆を引き立てています。

なんたって「黒豆ぱん」ですからね。

スーパー玉出が運営するF.F.マルシェは色々と言われていますが

自ら高級スーパーと言わなければ、「おおっ?」「やるやん、玉出」と、もっと面白い展開になっていたのではないかなかぁと思ったひとりです。

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私がカバンを持つと自分も一緒に出かけると勘違いするサクラさん(トイプードル14歳)

いえいえ、ついさっきトイレ散歩に行った時、帰りは疲れてトボトボ歩きだったのはどこのどなた?

玄関まで後追いしましたが、「お留守番」と「バイバイ」の意味はわかるので

ドアを閉めるときに振り返るとションボリこちらを見ていました。

私は神戸で物販準備。夫は滋賀で物販準備。GWもビンボー暇なし夫婦です。

世の中が平和な頃、皆が休んでいるときに頑張って働いて年末ハワイという流れでしたが、今年は如何に^^;

ともかく、夜間のサクラの寄り添いを息子に頼んで仕事に出向いたのですが、母の部屋で「悪さしてた」と画像が送られてきました。

しまった!サクラは子犬の頃からティッシュで遊ぶ癖があるのでした。

うちに来た時はそんな悪さをしたことがなかったので油断していましたが

あの時ションボリのように見えたのは、実は私を恨めしく思って見ていたのかも。

ワンコはそれくらいの嫌がらせをする知恵は持っていますからね。

叱る気にはならないですが^^;  

母からの電話では、今日も胸水を1400cc抜いたそうです。一度に抜かない方が良いそうで、明後日残りを抜きます。

前回と違って今日は局部麻酔がよく効いたようで痛みが殆どなく、これなら我慢できると言っていました。

サクラも悪さをしながらがんばっているから、母もファイト!


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今日は夫ひとりで京都の大会物販へ。

午前中、娘と君がサクラと一緒にいてくれるというので

私は3時間半、2大会分の物販準備に集中できました。

娘は少なからず私の母の病気のことで悲しんでいるのがわかりました。

母にとっては初孫だったし、なんだかんだとよく可愛がってもらっていましたからね。

5日の誕生日にお花かケーキを持って行ってあげようか?

主治医の説明を聞きに行く時、一緒に行ってあげようか?と言ってくれたのが嬉しかったです。

私ひとりでは頼りないと感じたからかもしれませんが(^^; ひとりで聞くより2人、3人で聞く方が心強いのです。

母がくも膜下出血を起こした時も、私が始発の電車で病院へ向かう時、玄関まで見送ってくれたのは娘でした。

さてさて、予想通りではありますが、サクラは君によく懐いています。

女の子なので若いお兄さんがお好きなのでしょうか♡

娘はイジケルところですが、実は君にわんこの可愛さを刷り込んで、将来わんこを飼おうという作戦なのでは?と

母は読んでいます(*`艸´)

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母が入院して7日目。

今日は実家に行って母に頼まれていたものをピックアップし、病院に届けに行く予定にしていましたが

ちょうど主治医の先生から電話をいただいて、16:30に病院で母と一緒に先生からの説明を受けることになりました。

面会禁止の中、1週間振りに母の顔を見ました。

今日はお風呂に入ってシャンプーもしたそうで、髪もサラサラ、こざっぱりした面持ちでしたが

動くと息切れがするのは相変わらずなのに、明後日には退院と言われ

どういうことかと2人の主治医の先生に説明を受けました。

母の胸水は持病の心不全が原因ではなく、悪性の腫瘍が原因とのこと。つまり癌です( ;  ; )

PET検査を受けるのですが、いま入院している病院ではその検査が出来ないのと

呼吸器内科がないので、一旦退院して別の病院へということだそうです。

少し動いただけでも息が上がる状態で退院するのは不安なので、連休明けの金曜日にもう一度胸水を抜くことになりました。

私も連休中は外せない仕事があり、入院してくれている方が安心だし

あれだけ早く退院したかった母も、さすがに今の体調では不安なようです。

ショックなはずなのに、どうしてこんなに平然としているんでしょうか?

あと2年くらいは母はサクラと一緒に今の家で暮らし、そのあと我が家に身を寄せるつもりでいたようです。

ペースメーカーさえ入れれば心臓ももう少し機嫌が良くなるだろう…くらいに思っていたのに

まさかの肺の腫瘍でした( ;  ; )

数日後には82歳になる母。数日前には我が家に遊びに来て、帰りには鶴橋で韓国料理を食べていた母。

数週間後には娘も一緒にわんわんパラダイスに旅行の予約をしていた母。

くも膜下出血の時も奇跡を起こしてくれたので、また奇跡を期待している自分がいます。

いつか親との別れは訪れるものですが、せめて痛みに苦しむことなく、サクラに寄り添いながら

平穏に余生を過ごせますように。私の祈りはそれが全てです。

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