きのう元町へ行った時も、きょう仕事で三宮へ行った時も、神戸の街の様子がいつもと少し違った。「インフィオラータこうべ」というチューリップの祭典が催されていたので、仕事帰りにHさんと写真を撮りながら駅までの道を歩いた
道路に絵を描くようにチューリップの花びらが敷き詰められている。パンフレットによると、イタリアのジェンツァーノ市では2世紀も前から開催されていて、大震災の年、被災者の心の復興につながる楽しいことができないか、街を美しくし、神戸の復興につながるようなことができないかという話し合いの中で始まって今年で11年目らしい
富山県で行われている大規模なチューリップ栽培、4月下旬には、球根に栄養を回すため、咲いた花を摘んでしまい、そのために不要となった花びらが使われている。そして最終日に役目を終えた花びらが、持ち帰られてあちこちの花壇の肥料として3度目の役目を果たすことになるらしい。
ルミナリエのような華やかさはないし、観光客もやって来ないし、地元市民にもあまり知られていないし、メインストリートからは外れているけれど、花びらが敷かれた道路のカーペットは、本当に地に根ざした人の優しさみたいなものを感じる。
十二単の絵は藤原紀香さんだそうです
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