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母とサクラが大阪の自宅に帰って行きました。

以前はこれを我が家ではショートステイと呼んでいたのですが

最近はこちらの家より大阪の家の方が長く滞在するようになってきたのでショートステイとは呼べなくなり

どちらかと言うと我が家にいることがショートステイになってきました。

前回、大阪から我が家に戻ってきた3日後には、「今度いつ大阪に帰ろう」と母が話題にしたので

そのとき少し意見が衝突したのです。「帰ることばかり考えてる!」と大人げもなく^^;

えぇ、母の前では子どもになるわけです。

言い合いになると母も大人げなさでは負けていません。

「ここにいるとマッチ箱の中にいるみたい。向こうの家の方がよく寝れる。」なんて(苦笑)

高齢者は子どもの前では時に子どもにもなりえます。

母の望みはできる限り自宅で今まで通りの暮らしを続けること。

「私の人生、私の好きなようにしたい」と、そんな大げさな言葉まで飛び出すと

私が何か悪いことをした?と思ってしまうのです。

母は私達に感謝してくれていることも事実。

「娘の家では上げ膳据え膳、美味しいものを食べさせてもらったり、食べに連れて行ってもらったり

自宅では見られない有料チャンネルでドラマは見放題、youtubeで色んな歌手のコンサートも見られ

でも、どんなによくしてもらっても自分の家が一番落ち着く。」と。

冷静になると私にも120%理解できるので、もう母の好きにさせてあげようと思うのです。

自分が勝手に母との同居生活を思い描いて、それが母にとって一番幸せなこととは限らないわけですから。

同時に娘家族になるべく世話にならず、迷惑をかけずに暮らせたという母の満足感もあるのかもしれません。

1ヶ月前は車を手配して自宅まで帰りましたが、今日は電車で移動しました。

1ヶ月前より元気になったねと母と笑いました。

自分の病気のことを受け入れることができるようになってから、母らしくなったような気もします。

今日はとても暑い1日でしたが、「暑かったけど、たまには汗もかかないと」と母からのライン。

嫌なことを我慢せず、ストレスをためないようにして暮らす方が免疫力を上げることになるので

母が少々わがままに生きることを許容しようと思うのです。

「そっちの暮らしを楽しんで、また元気に帰って来て❣」とラインすると

「あの後サクラは爆睡して、今ごはんを食べたところ。元気で帰るよ。よろしく(^.^)/~~~」と返ってきました。

私も母とサクラが大阪にロングステイ(笑)している間に、友達と会ったり夫と外ごはんをしたり

何なら1泊旅行でもしようかしらという考えもよぎりました。

半月後に我が家に戻って来たら、いよいよ娘の結婚式。

ホッとして気を抜かないように、また何か新しい目標を見つけないと==3

母のストレスにならないような楽しい目標を。