私はパート先の仕事の一環で銀行へ入出金に行くことがあり、その時は保安の方に帯同してもらうことになっています。

ある会社の代行で仕事をしていて、取引先の大切なお金を預かっているわけですから。

それなのに尼●市で起きたUSBメモリー紛失騒動。

委託会社の関連会社の社員のUSBメモリーの取り扱いには驚きしかありません(゜o゜)

今日もリーダーのFさんの帯同で銀行に向かう途中、同じ職場の方から「デートですか?」とお決まりのご挨拶( *´艸`)

「デートついでに、Fさんに告白したいことが…」

「わたし、9月で」まで言うと

「引退かぁ?」と察してくださいました。

日頃から母の病気の話も聞いてくださっていたFさんは、「寂しくなるな…」などのありきたりの言葉ではなく

「もう引っ張らへんで」ときっぱり言ってくださったのが何より有り難かったです。

9月で丸20年勤めたことになります。

我ながらびっくり。

20年も勤められる、何ならもっと勤めていたかった職場であるということがすべてを物語っていると思います。

振り返りはまた3カ月後にするとして(^^;

母のことだけが引退を決心する理由ではありません。そうでないと母が申し訳ないと責任を感じるでしょうし。

「そんないい職場、やめたらもったいないよ」と常々誰よりも言っていたのは母だったのですから。

もちろん母の病気がきっかけにはなりましたが

①今年は特に夫の仕事を十分に手伝えなかったこと

②14歳のサクラが看病が必要になった時に、病身の母だけでは心細いこと

③その時に母がそばにいない場合、サクラだけを家に残してパートに行くのが辛いこと

④ときどき疲れを感じるようになったここ数年、心身に余裕を持ちたかったこと

⑤将来もし私にも孫ができた時に、時間を気にせず協力してあげられること

⑥60代の夢の「ひとり旅暮らし」を実行するときに職場に迷惑をかけたくなかったこと

言い方を変えれば仕事がなければもっと自由に夢を見ることができること



もちろん引退するデメリットもあります。

①年金暮らしになった時に、定年のないこの職場でわずかでもお小遣いが稼げる有り難さ

②パート出勤のついでに家業関係の金融回りの用事が片付くこと

③人生の諸先輩方との癒しの会話、時には勉強になるお話を聞かせてもらえること

④何より家以外の社会の風にあたることができること

それらの機会を失くすことはデメリットですが

無理なく、悔いなく、きっぱり決められたときは突然やってきたので、この流れに従うことにしました。

迷っていても、決まるときはこんなに容易く決まるんだなと思いました。

あと3ヶ月。

暑い夏が終わるころ、私のパート生活も終わることになりそうです。