11574
寒くなり始めた或る日のこと。夫の誘いで近所へ夜ごはんを食べに行った。
数年前から、そう言えばしつこく連れて行きたがってくれていた和食のお店があったなぁ。

2年ほど前、私と娘が旅行をしている間に息子と来たこともあるようだ。
どうも私が気に入る自信があるようで…
さてさて、どんなお店だろう。


11571
間口の狭いお店で、靴を脱いで上がる。
どこかのお宅へお邪魔したみたいな。
スリッパはないけど、私は家でもそうなので何だかリラックスできる。


11572
夫が気に入るだけあって、お酒のラインアップもふむふむ。
一番下の“店主のかくし酒”って書かれたら


11581
私のようにさほど呑めない人でも気になる。案の定、夫がオーダーした^m^
お猪口も自分で選べて、木のお猪口が気に入っていた。


11575
デザートのようにお洒落な突き出し3種。


11576
ニッポンの香草サラダ


11577
夫がお勧めの刺身。
上から一列目はわさび醤油で、2列目は何もつけずにそのままで、3列目は塩で食べて下さいとのこと。
美味! 何もつけずに食べても美味しいって、すごく贅沢なことだよね。


11573
もう一品は“お肉の石焼”。


1157811579

11580
一枚ずつジューっと焼いて頂きます。


11583
最後は塩おでん。


11582
塩おでんって初めてだったけど、ゆずこしょうを付けて頂くと、とっても美味しい!
私もとても気に入ったので、今度は娘も連れて来たい夫。

+

ここは夫の奢りで、私がお手洗いに行ってる間に会計を済ませていた。
夫婦だから、お金の出所は一緒なんだけど(笑)
この“奢り”という言葉の響き、何か良いよね。
奢った方はご馳走した気分になるし、奢られた方は得した気分になれるから
喜んでごまかされたい。

そうそう、隣のテーブルにいらっしゃった男性と女性(50歳代くらい)は業界の方だった。
知ってる有名人の名前がちらほら聞こえてくるので、耳がダンボ(・・?
ちょっとした隠れ家的なお店。

上機嫌に出来上がった夫は、帰り際、見送りに来て下さった店主さんと
意味不明の握手を交わしていた。