昨年の今日は娘と同じ職場で一緒に仕事をし、朝から出勤していた私はひと足先に帰宅し
娘が遅れて帰宅しました。
深夜0時からの音楽番組を観る為に、お風呂から上がってスタンバイ♪
1時間番組を観終えて、翌日の仕事に備えて寝ようとしているところに母からの電話が鳴り
第一声を聞いて「ふつう」ではないと思い、心臓がドキドキし出しました。

母がくも膜下出血を起こして、ちょうど1年が経ちました。
私は今、あの時と同じ職場で短期パートをしているせいか、よけいに同じ季節感、同じ忙しさ、
同じ温度を感じます。

あれから母は無事定年退職の日を迎え
再び母と私と娘の親子3代でソウルへ旅行もできました。
雨の日以外は毎日サクラと2回の散歩。
コンサートにも行きました。
33ヶ所巡りも始めました。

お陰さま。
お陰さまで。
お陰さまで幸せに暮らしています。

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前に職場の人にお借りして観た韓国ドラマの中に、こんなようなセリフがありました。
問題を抱える家族の為に翻弄する兄に向かって弟が、「疲れないのか?」と尋ねたら
「すごく疲れるさ。でも、家族のことは自分のことだから。」

当然のように答えるその疲れた表情が決して不幸ではなかった。むしろ幸せそうに見えた。
なぜならドラマの中でのその人は施設で育ち、家族と再会したばかり。
家族の為に何かが出来ることが幸せだったのかもしれない。

その役を演じていたのは、10年以上も前の今ほどイカシテいない頃の太ったイ・ビョンホンでしたけどね。
家族のことは自分のこと。
自分のことのように思える家族がいること。
そんな幸せに改めて感謝を覚えるのでした。

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母にはつい弱音をぽろり。
「1年たったね。16日から休みなし。次の日曜はやっと休めるから遊びに行くね。」
とメールしたら

「待ってるよ。」と、最近お気に入りのバンザイ絵文字の返信が届いた。