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この季節は上を向くと葉桜になりつつある桜を見て残念がったりすることもあるけれど
桜はそんな人の目や言葉など気にすることもなく
散っても最後まで美しい。それはまるで自分の人生を楽しんでいるかのように。

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灰色のコンクリートさえ趣を出し

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時々はこんなお茶目なこともし

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周りにも優しい。


そんな人になりたいね。


桜はまさに人の一生と同じかな。
だからこの国に生まれた人は桜をこよなく愛し、桜の一日一日を愛おしむのかも、と私は思う。

芽生え、少しずつ咲いてやがて満開に咲き誇り、散りざまも美しく優雅
葉桜は第二の人生、紅葉し、いつか最後の1枚の葉が落ちるまで人生を全うする。

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我が子たちのたったひとりの従姉妹の就職が内定しました。
彼女のお母さんは結婚前は銀行にお勤めだったので
義兄からのメールには、「銀行員の子は銀行員でした」とありました。

教師をしている義兄は、「教師の子は教師だった」と書けないことに一抹の寂しさがあるのかな
と感じた私は、「学校の先生をしているSちゃんの姿にもひそかに期待していたひとりです。
Sちゃんのような大らかな先生がひとりでもたくさんいたらいいのになぁと思うので。
ここだけの話にしておいて下さい(笑)」と返信すると

「Sは他人の面倒をみることが好きではないので教員には向かないと思います。
また大らか過ぎて学校がメチャクチャになってしまうでしょう」とありました。
父親の愛がいっぱいに感じられるコメントでした。
何はともあれおめでとう!