今日は夫とふたりで奈良の施設にいる義父に会いに行きました。
車椅子で施設内を散歩。
ちょうど夕食の準備が始まった時に施設を後にしました。




施設の窓から見えた風景。
周りがのどか過ぎて、ここへ来るといつもちょっぴり寂しくなります。

昔むかし小学生の国語の時間、人の立場になって考えたり
この時のこの人はどんな気持ちだったのか、と意見を発表する時間ってありましたよね。
私、昔から書いたり読んだりすることは好きな子どもだったんだけど
そのわりに国語の成績がそれほど良くなかったんです。

人の気持ちを考える時に、模範解答からちょっと外れた意見を言ったり書いたりする子だった。
でもあるとき先生に、「sonoさんは鋭いね」と褒められたこともあって
「あぁ、自分の考えは間違いではないんだな・・」と嬉しく思ったこともありました。

で、いったい何を書こうとしているんだろね。。
書きたいことはあるので、ちょっと待って(笑)

去年の秋に、母と私と娘とで韓国旅行へ行く前日、ビデオカメラを持って行こうか
どうしようかと一瞬悩みました。
3人で行くのはこれが最初で最後になるかもしれないから
やっぱりビデオで思い出に残す方がいいかなと夫につぶやいた時、夫がこう言いました。

ビデオを見たら思い出して返って辛くなるっていうこともあるしな、って。

その立場に立った人にしかわからない意見で、ハッとさせられました。
夫は3年前に母を亡くしていて、いつだったかホームビデオに亡くなったお義母さんが写った時
懐かしいよりも辛かったんだな。。って、その時はじめて気づきました。
私は人の気持ちのわからない鈍い人間になったもんだ
最近は人の立場になって考えることから目を反らそうとしているとも思いました。

施設にいる父に会ってる夫の気持ち、認知症の親を持つ人の気持ちについても
深く考えようとしたことはなかった。
自分の母がそうなった時と同じ気持ちで、義父を見舞うべきなのに(自己嫌悪だな。。)

奈良に向かう車の中で夫が言いました。
昔のじいちゃん(=父のこと)とは違う人みたいやけど、前のことは忘れるもんで
今はこれが「じいちゃん」の姿やからな、って。

そうか。夫は父の現実を受け止めているんだ。
昔はもっとこうだったのにとか、本当はこうなのにとかじゃなく
今ありのままの父の姿を自分の父だと受け止めているんだなって。




施設を後にして急にコーヒーが飲みたくなったので、マックのドライブスルーに
寄ってもらいました。コーヒー1杯120円のみ注文。
「ミルクだけお願いします」と言ったら、ちゃんとミルクを入れて混ぜてから
手渡してくれるんだね。
運転してる人の立場だったら嬉しいサービス。私は助手席だけど。