ホテルでお茶を飲んだりベッドに横たわったりして休憩した母と私は
17時からのNANTAを観るべくタクシーに乗ってGANGBUK THEATREへ向かいました。
娘も明洞からタクシーでやって来て合流。


ナンタって何?

パンフレットより--
コックたちが手にすると立派な楽器に生まれ変わるフライパン、鍋、包丁!
韓国独特の軽快な「サムルノリ」のリズムに、5人の個性の強い登場人物が
引き起こすコミックなハプニング!!絶え間なく客席から湧き上がる笑い声!
年齢、性別、国籍などに関わらず、皆一緒に笑えて楽しめる唯一の公演!
それがナンタです!!




ショーが始まる前の照明を落としたステージは、一体なにが始まるのかと思わせる雰囲気。
せっかくの機会だからと、ソウルナビからVIP席を予約しておきました。
4300円×3人。前から2列目の中央の席でした。

劇場はあまり大きくないので、たとえ一番後方の席からでも充分観れるけど
水しぶきや火の熱気も伝わってきそうな迫力で、役者さんの表情もバッチリ見えました。




オープニングアクトはスクリーンに浮かび上がる4ヶ国語(ハングル、英語、中国語、
日本語)の文字です。
それを読むだけで会場は笑いに包まれ、そのユーモアのセンスに気持ちが踊らされます。

スクリーン上であらかじめストーリーのあらすじを教えてもらえるので
言葉がわからなくても本当に楽しめます。
思わず役者さんも手を止めるほどの、ちびっこ達の嬉しそうな笑い声が聞こえました。
私の隣の70歳も楽しんでいました。
運が良ければステージに参加することもできます(笑)

私も娘も打楽器が好きなので、そういう意味でも絶え間ない連打のリズムに興奮しました。
ひとりひとりの役者さんがとても魅力的です。
特に唯一の女性はチャーミングでセクシーなのに爽やかで
あのスリムな体からみなぎるエネルギーには驚かされます。
他の男性陣と全く同じパフォーマンスをするのですから!

そんな笑いと興奮の1時間半はあっという間でした。

+++++

楽しかったねぇ♪♪と言いながら、劇場のトイレに寄っていくことに。
ここで韓国のトイレ事情なのですが・・・
何か美味しいものを食べながらここを読んで下さってる方はスルーしてね。

ホテルや一般家庭ではそうではないらしいのですが
公衆トイレなどに行くと、使い終わった紙を水で流さずに
備え付けのバケツに捨てるらしいのです。
あの免税店ですらそうでした。NANTAの劇場でもそうでした。
日本人客が多いので、日本語で注意書きがされてあり、
そうでなければ誰も気づかないところです。

注意書きがされてあっても、ついいつもの習慣で紙を便器に捨ててしまいます。
私達は3人中3人とも、一度もバケツに捨てたことがありませんでした。(ゴメンナサイ汗)
衛生面のことを思うとどうなのかなぁと思うけど、ここだけの話
汚物入れだと思えば男性に比べると女性の方が抵抗がないのでしょうか??
最後までなじめなかったのがこのトイレ事情でした。

この後、明洞へ夕飯を食べに行きます。
<明洞編(夕飯とマッサージ)>に続きます。