先日、母とライブに行った日、ライブの会場時間(18:30)までに
時間があったので、懐かしい難波の町をぶらぶらすることにしました。
ちなみに私は5年振りくらいで、母は15年振りくらいの“ミナミ”の街
です。今の若者達は知らないと思いますが、昔は梅田のことをキタ、
難波のことをミナミと呼んだものでした。




戎橋筋を歩くと初めて目にした“こいさん通り”。道を折れてみると
夫婦善哉で有名な法善寺横丁。もちろん母は父と来たことがあるし、
私は結婚前に義父に連れられて義父の馴染みのおでん屋さんに
来たことがありました。そこで義父が“そ~さん”と呼ばれていること
がちょっと不思議な気分だったことを思い出しました。




大阪といえば何故かかに道楽??? 大阪人だった私がこちらで
カニを食べたのは一度きり。それも台湾から訪れた夫の友人夫妻
の案内で。そして友人はカニ用フォークにイタク感激されたご様子
だったので、それをプレゼントしました。




こんな建物、初めて見ました!もうすっかり浦島さん気分です。




何か甘い物でも食べようということになり、パフェが好きな母を“びっくり
ドンキー”に案内すると、お値段の安さにとても感激しておりました。
画像の和風小町は298円くらいだったかな?

こちらでコーヒーを追加して飲みながら、母の若かりし頃の恋話を
聞きました。父と知り合う前に少しだけおつきあいした男性は、東京
の人だったそうです。家柄がとても良い人だったらしく、その人とは
どっちみち結婚できなかったという話でした。

そして母の方が私より、ミナミの街に馴染み深いことがわかりました。
思い出の街なんですね。久し振りにやってきて、娘の私にそんな話を
聞かせてくれた母が、何だか可愛く思えました。




ライブが終わったら娘も合流して、夜のミナミの街で食い倒れる予定
でしたが、彼女の都合が悪くなったので母とふたりで地下街で食事する
ことにしました。ぶっかけ天婦羅うどんの定食。大阪の夜の街は遅く
までお店が開いているので助かります。

ライブの前にたこ焼きを食べなかったことが心残りです。って言うか、私、
観光客か