法然院を後にして、また哲学の道をてくてく行くと、“よーじやカフェ”がありました。純和風の建物にシンプルなのれん。「旧家屋をそのまま利用した座敷スタイルのカフェ」だそうです 思わず「ごめんくださ~い」と、ご近所のお家にお邪魔する時みたいな雰囲気になります 




カフェには入らなかったのですが、庭の奥の方によーじやのお店があったのでのぞいてみることにしました。可愛く並んでいる庭の飛び石の上を歩いている時、妙に視線を感じるなぁと思うと、見えるでしょうか・・

カフェになっているお座敷に、まるでお茶席のように横一列にお客さんが並んで座り、庭の方を眺めながらお茶をよばれている、という雰囲気なのです(笑) 別に私達が見られていたわけではないのですが、ちょっと珍しい光景に一瞬ドキッ 堅苦しい雰囲気ではなく、正座している人あり、あぐらを組んでいる人あり、足を崩している人あり・・まったりした落ち着いた雰囲気でした





またまた哲学の道を歩き始めると、次はこんなのれん。近づいて見てみると「一服のお茶とお菓子どうぞ」と書かれています。叶匠寿庵のお茶室でした





娘はお薄が大好きで、特に亡くなったおばあちゃんが気取らずにテーブルでたててくれるお薄が大好きでした 少し心が動きのれんをくぐりかけたけど、休憩はもう少し後にすることにして、また歩き始めた私達です。





哲学の道がいつの間にどこで終わってしまったのかが不明なのですが、それでも歩き続けていると、軒先にこんな鉢植えの花を見つけました。何の花でしょうか その姿が凛として美しいなぁと感じたのは、生け花のような立ち姿をしているせいかな。普段なら見逃してしまいそうなことにも心が動かされる京都の町、哲学の道の終点でした。「3枚の葉書から」に続きます。




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