一昨日、娘の部活の吹奏楽部で話し合いが持たれた。少し前から問題が浮上していたのだが、やっとそれも落ち着いたようだ。

娘の高校は6月に文化祭があり、文化祭と言うと吹奏楽部の活躍の場のひとつである 練習もこれから追い上げていくところ。娘もユニバーサルメドレーではドラムを担当することになって張り切っているので 私も夫も最後の文化祭のステージを聴きに行くのがとても楽しみだ

普通、この5月くらいで3年生は引退する部活が多いようだ。それからは受験モードに切り変えていくのだろうけど どの学校でも吹奏楽部の引退は遅い。兵庫県の場合は7月の末にコンクールがあり、もしそれで県大会に出場することにでもなれば、8月の合宿も強制参加、引退は秋まで延期となる。

娘は部活が大好きだった。1年生の頃は部活・命の勢いで学校へ行っていた。そのお陰で、私も定期演奏会やコンクール予選、いくつかの演奏会に足を運ぶチャンスがあって、楽しい時間を持つことが出来た。

ところがこの3月から塾の時間帯が早くなった為に、娘は部活を週に3日も早く抜けなければならなくなった そこからどんな展開が起きるか、娘がどんな立場に立たされるかは、勘の良い方なら大体のところは察しがつくと思うので、ここに書くのは控えさせてもらう。

辛い立場に立たされた娘は、4月頃に顧問の先生に相談したのだが、「部活か塾かどちらかを選べ」と言われた時に、娘は「塾を選びます」と答え、先生をムッとさせたそうだ このことに対し、私は娘にとやかく言う気持ちはない 娘がこの高校に進学したのは、吹奏楽をするためではなかったし、入学した高校で大好きな音楽ができる部活として吹奏楽を選んだのだった。

もちろん家庭方針として、一度やりかけたことは最後までやり通して欲しいという思いはある。親の欲目かもしれないが、娘が途中で自分の役割を放り投げる子ではないこともわかっている。でもそれは、周囲の仲間に迷惑をかけたり、コンクールに向けて頑張ろうとしている場の雰囲気を乱してまで、自分の意志を貫く必要はないと思っている。

同じ県下のある高校では、3年生は文化祭の後に引退するかしないかを自由に選択できる学校があるらしい。その高校のように、娘の通っている高校は「超」進学校ではないけれど、やはり3年生ともなると勉強と部活の狭間で悩む人はいる。娘と同じ立場に立たされている人は他にも数人いて、一昨日の話し合いの場になった。

話し合いの結果、文化祭の後の引退は自由選択となり、あくまでそれは引退であって退部ではないので、決して引退を決めた人達が部に所属しにくい雰囲気を作ったりすることのないように・・との部長と副部長の配慮もあったようだ。

今日、娘はクラス担任と顧問の先生に呼ばれたらしい。厳しいことをおっしゃっていた顧問の先生も、今では娘のことを充分理解して下さり、良いアドバイスも下さっている。

1年上級の先輩を送る会の時、ある先輩が「部活と塾の両立が本当にしんどかったです」と涙ながらに語っておられたという話を思い出した 今の吹奏楽部に3年生の引退の自由選択制を導入したのは、娘達の代からだ。初めてそれに踏み切った娘も偉かったと思う。それと同時に、「最後まで一緒に頑張りたかった」という他の仲間達の思いも、しっかり理解して受け止めなければならないよと、娘には話した。

母としても、最後のコンクールの舞台にもう一度娘の姿を見たかった思いはあるけれど、それは母親の感傷に過ぎない とにかく、制服を着て団体生活を送れる残りわずかな学生生活を、悔いなく送ってもらいたいと思う。


塾、塾、勉強、勉強・・・と書くと、どんな難しい大学を目指しているの
思われるとイケナイ 娘が受験しようと思っているいくつかの大学は、
国公立でもなく、関西で地元の私立大学なのであしからず。
浪人はお断りと言ってあるので、どこも合格しなかったら働いてもらいましょ
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