前の続きです。読んでくれて有り難う
私は、いつ投げるチャンスが巡ってくるかわからないのだから、先生の口からハッキリとピッチャー以外のポジションを言い渡されるまでは、努力を続けるべきじゃないかとアドバイスしていた。でもas●kiは、1ヶ月ほど前にピッチャーを諦めることを決めていたらしい。
勉強と塾と習い事の合間を縫って、ピッチング練習とバッティング練習の両方をやっていくことは、時間的にも体力的にも無理があったらしい
ピッチャーだけが全てじゃないと思うし、せっかく練習試合に使ってもらえるようになったのに、打つ方でもっとアピールしないと、レギュラーにすらなれなくなるかもしれない。だからバッティング練習に賭けて、ピッチングはしないことにした
彼なりに考えて決めたことだから、野球を知らない私はとやかく言える立場ではない。投げやりな気持ちでピッチャーを諦めたんじゃないことがわかっただけでも、私は充分だと思った。
目標を諦めるという経験を、息子は初めてした。空手でも目標を達成してきた。全国大会に出ることも達成したし、その全国大会で一勝するという目標もプラスアルファで達成できた。弐段取得の目標も達成した。野球部では、少年野球経験者に追いつくことがまず最初の目標だった。それも何とか達成し、準レギュラーにまでなれた。
このまま彼が目標を着々と達成し続けることに、実は私は頼もしさと恐さの両方を感じていた。目標を達成しないことを経験しない彼は、このままどんどん夢を追い続けていくのか
と思った。ピッチャーになって、もしそこでそれなりの戦績を修めたら、ひょっとしたら野球の名門の私立校を受験したいと言うかもしれなかった
実際、息子の考えの中にはそういう構想もあった。
そうなると、次は100人を超す球児達が集まってくる名門校でレギュラーになるという目標を掲げることになる。もちろんそれを達成していった氷山の一角の人達が、野球で大学に推薦されたり、プロ入りしたりするんだろうけど、私は親の勘で、息子がその一角に入れるとはとても思えなかった。

私は、いつ投げるチャンスが巡ってくるかわからないのだから、先生の口からハッキリとピッチャー以外のポジションを言い渡されるまでは、努力を続けるべきじゃないかとアドバイスしていた。でもas●kiは、1ヶ月ほど前にピッチャーを諦めることを決めていたらしい。
勉強と塾と習い事の合間を縫って、ピッチング練習とバッティング練習の両方をやっていくことは、時間的にも体力的にも無理があったらしい


彼なりに考えて決めたことだから、野球を知らない私はとやかく言える立場ではない。投げやりな気持ちでピッチャーを諦めたんじゃないことがわかっただけでも、私は充分だと思った。
目標を諦めるという経験を、息子は初めてした。空手でも目標を達成してきた。全国大会に出ることも達成したし、その全国大会で一勝するという目標もプラスアルファで達成できた。弐段取得の目標も達成した。野球部では、少年野球経験者に追いつくことがまず最初の目標だった。それも何とか達成し、準レギュラーにまでなれた。
このまま彼が目標を着々と達成し続けることに、実は私は頼もしさと恐さの両方を感じていた。目標を達成しないことを経験しない彼は、このままどんどん夢を追い続けていくのか


そうなると、次は100人を超す球児達が集まってくる名門校でレギュラーになるという目標を掲げることになる。もちろんそれを達成していった氷山の一角の人達が、野球で大学に推薦されたり、プロ入りしたりするんだろうけど、私は親の勘で、息子がその一角に入れるとはとても思えなかった。
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