あと少しです、最後まで読んでくれて有り難う

だから、高校では名門校で強い野球を目指すよりも、公立高校の部活の一環で楽しい野球をする方が良いのではないかと思っていた。息子も今では、そちらの方へ考えが固まってきている。今は、学力に合った公立高校を受験するか、野球部の強い公立高校を受験するかで考えているらしい。

親バカだと思われるかもしれないけど、少しずつ夢が形を変えていく様を、わずか1年ほどで味わっていった息子をそばで見ていて、すごく尊いものを感じた かなわない夢もあることを知り、到達できない目標があることを知った。それも大きな経験だったと思う。考えの変わり目が愛しく思えてならない。

as●kiは今、野球が一番好きだ。だから現時点での13歳の彼は、野球に関わる仕事に就きたいと思っている。バットやグローブを作る仕事、中学校の先生になって野球部の顧問になること、夢は広がっている。夢はどんどん形を変えていくかもしれない。それでも構わないと思う。ひとつの夢はかなわなかったけど、夢は進化しているんだから

今朝、ユニホームに着替えて出かける前、「僕が中学で野球できるのは、来年の総体までの1年だけや」と言ったas●kiは全力で駆け抜けて行ってしまうんだろうなぁ。as●ki自身も、この1年の時間も。

帰宅した時、たっぷり入れておいた水筒のお茶がすっかり空っぽになっていた。「あれ 今日は曇ってたし、絶対お茶を残してくると思ってたのになぁ」と私が言うと、「応援、バリ頑張ったから、喉かわいた」のだそう。納得、なっとく