昨晩、なにげに新聞の番組欄を見ていたら、NHKで23時から「ブルーもしくはブルー」というドラマをやっていた これって、山本文緒さん原作のかな だとしたら少し前に読み終えた小説だったので、テレビをつけてみると稲森いずみさん主演の再放送だった。

ある日、自分とそっくりの「もうひとりの自分」に出会う。ドッペルゲンガー(もうひとりの自分)という言葉を私はこの小説で初めて知った。ふたりの男性の間で、どちらとの結婚を選ぶかと強烈に迷った時点でこの現象が現れたという設定になっている。ふたりは共通の記憶を共有するけれど、同じ場所にふたりが同時に存在すると、他人にはひとりの姿しか見えない。つまりひとりは陽で ひとりは陰

あの時もし違う男性と結婚していたら、今の自分はどうなっていたんだろう とは、女性なら(男性も)誰もが思うこと(かな) そして、陽と陰のふたりが入れ替わることで、もうひとつの人生を体験することになった。ちょっと不思議な恋愛ファンタジー

私は、間違いなく今の夫と結婚して幸せだったと思う と書いておかないと、娘も母のブログを読んでるしなぁ(爆) いや、冗談抜きでね 

結婚向きの男性・女性、恋愛向きの男性・女性、そしてその相性、結婚の形態、いろいろ&いろいろあって千差万別、カップルの数だけその数はあると思う。考えれば考えるほど不思議な気持ちになってくる。この広い世の中で、出会う場所にふたりが存在していたこと。出会う時が少し早かったり遅かったりしていたら結婚はしていなかったかもしれない。

もうひとりの自分、もうひとつの人生・・会ってみたい派 会わないでいたい派 私は絶対会わないでいたい派

ブルーもしくはブルー・・私は山本文緒さんの小説のネーミングがスキ