10/6(水)のこと
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ふふ奈良をチェックアウトし、荷物を預けて歩いて行ける範囲を散策することにしました。

これは何かなぁと思いながら、失礼ながら玄関前でカメラでパチリ。

風が吹くとカランコロンと木の音がしそうです。


まず向かったのは志賀直哉さんの旧居。



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「暗夜行路」を書きあげた家だそうです。



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文豪志賀直哉が自ら設計し、京都から数寄屋大工を呼んで新築、昭和四年から十三年まで居住した…とあります。



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ごめんくださーい という感じですが、実は体温を測定しているところ。


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部屋の数がとても多いです。



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窓が印象的な住居でした。



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若い頃は北向きの書斎がお気に入りだったそうです。



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お茶室もありました。



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洗い場の広いお風呂。冬は寒そう(>_<) 
右上の方に写っているシャワーは当時としては珍しかったそうです。



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台所



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洋風のサンルームには多くの文人画家が集い、高畑サロンと呼ばれたそうです。



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約20畳の食堂。造りつけの牛革ソファの長いこと!



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中庭



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子どものために作った屋根つきプールだそうです。プール?と思いましたが、贅沢なものだったんでしょうね。

奈良の古い文化や自然の中に埋没して、時代遅れになろうとしている自分を見
かつまた子供の教育を考え、東京へと居を移した…と、ありました。

知ったかぶりで書いてしまいましたが、実は私、名作と呼ばれる「暗夜行路」を読んだことがありません(^^;

あらすじを読んで軽いショックを受けました。

祖父と母との過失によって生まれ、両親に愛された記憶のない青年・時任謙作を主人公に
彼が妻・直子の不倫といった不幸を背負いながらも人を赦し、強い意志の力で幸福を掴み取ろうするまでを描く。

はぁ~、これだけ読んでも、文章で綴られたドラマですね。

日本文学、久しく久しく読んでいなかったです。今すこし興味のアンテナが揺れましたが

小説とのご縁があれば、いつか「暗夜小路」の本を手に取ることもあるでしょうか。

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朝、パートに行く準備をしていると母から電話。

今月は私の誕生月なので、何かプレゼントをしてくれるというのです。

小銭入れがいいか?服がいいか?

いえいえ、小銭入れはまだ使えているし、服も絶対に買わないで!!

断捨離中だからというのを口実にしましたが、オシャレに疎い私にも一応好みというものはあるのです、母上。

「そしたらお小遣いを渡すから、自分の好きなものを買って」と言わしめてしまい、それも申し訳なかったかなぁ(^^;

母の言うお小遣いは1万円ほどのことなんですけど、年金暮らしの母にとっては貴重なお金。

「あんたには色々してもらってるから、うちの気がすまない。」と言われちゃあね(^^;

1万円の予算で買えるものを考えて、気持ち良く甘えようと思うのです。