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昨日夫が観ていたBSフジのニュースから、「なるほどね」と思う話題が聞こえてきました。

日本は企業が蓄えている「お金」が多く、それを賃金に分散しても個々がまたそれを貯め込んでしまうのが日本人気質。

なのでお金が市場に出回らなくて、あまり景気に影響がないというのは有名な話ですね。

ここからは私の解釈も交え、少し話が変わりますのでご了承ください。

日本人は貯金が趣味のようにお金をせっせと蓄えるけれど、例えば90歳で亡くなったときに

財産を贈与された子どもは平均して60代。

60代と言えば子どもは自立しているし、住宅ローンも終えているし

一番「お金」が必要な時期を遠に過ぎているんですよね。

「これを資金に、さぁ第二の人生!」と気負っても、起業するには体力がついてこず…

というパターンが多いのではないかと想像します。

となると、シニアになってから大金が舞い込んでも使い道がなく、結局そのお金も自分達の老後資金として蓄え

残りは子どもや孫の為に残し…のスパイラルとなり、お金は市場には出回らないのでしょう。

その上に、「老後資金に2000万円必要」なんてマスコミが騒ぐと、よけいに「貯めなきゃ!」と煽られてしまいます。

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おおかたの会社は長く続けていれば少なからず山あり谷あり。夫が勤めていた会社もそうでした。

ボーナスが大幅に減った時期もあり、ボーナス月の住宅ローンは貯蓄を切り崩したり

ちょうどそのころ子ども達の教育費はピーク期で、一番お金が必要なときに収入が減るキツさを味わいました💦

あの頃に親の生前贈与などがあれば、精神的にずいぶん救われたんだろうなと思いますが

自分達でなんとかやれている間は親に心配をかけまいと思うのが子ども心ですしね。

たいした財産はありませんが、子ども達がお金の使い道がなくなってから老々贈与するよりも

たくさんのお金が必要な働き盛りのときに生前贈与する方がいいのかなと

そんな話を夫としながらニュースを観ていました。